役割によって2つの「心房」と「心室」に分かれ、4つの部屋があります。
心室の入口と出口には「弁」と呼ばれる扉がついていて、一方通行になっています。
「心房」は血液を集め、集めた血液を心室へ送る部屋です。
「心室」は収縮と拡張をすることで、送り込まれた血液を肺や体などに送り出すポンプの役目です。
①体や頭から戻ってきた血液(静脈血=酸素の少ない血液)は右心房に集まる
②右心房から右心室へ送り込む
③右心室から肺動脈へ送り出される
④血液は肺動脈を通って左右の肺へ送られる
⑤左右の肺では空気中の酸素が血液へ取り込まれる
⑥酸素を受け取った血液(動脈血=酸素の多い血液)は肺静脈を通って左心房に集まる
⑦左心房から左心室へ流れ込む
⑧血液は左心室から大動脈を通って体や頭に送られ、血液中の酸素がエネルギーに変換される