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心臓と血管の病気と治療を知る

SRHR:性と生殖に関する健康と権利(避妊・人工妊娠中絶)

SRHR:セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
(性と生殖に関する健康と権利)

SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)とは、自分の体や性、妊娠・分娩に関することを、それぞれの状況の中で、自分の意思で選び、必要な医療を受ける権利のことです。

妊娠に関する選択は、「妊娠を望むか望まないか」「いつ、どのように向き合うか」など、一人ひとりの状況や思いによって異なります。その選択を支える医療の一つが、避妊や人工妊娠中絶です。

私たちは、SRHRを大切にした女性ヘルスケア医療を行っています。

避妊

妊娠を望まない時期に、安全に避妊を行うことは、女性のライフプランや健康を守るための大切な選択であり、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)を支える重要な女性ヘルスケアです。

当院では、以下の方法を中心に自費診療で避妊医療を行っています。

  1. 経口避妊薬(OC)
    毎日1錠服用することで排卵を抑え、高い避妊効果が得られる方法です。
  2. 子宮内黄体ホルモン放出システム(IUS)
    子宮内に小さな器具を挿入し、黄体ホルモンを局所的に作用させて避妊する方法です。一度装着すると、最長5年間避妊効果が持続します。
  3. 緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)
    避妊に失敗した場合などに、性行為後72時間以内に服用し、緊急的に妊娠を防ぐ方法です。
項目 経口避妊薬
(OC)
子宮内
黄体ホルモン
放出システム
(IUS)
緊急避妊ピル
(モーニング
アフターピル)
主なしくみ 排卵を抑える/子宮頸管粘液を濃くする 子宮内でホルモンを放出し、精子の通過を抑える コンドーム破損・避妊失敗後に必要な場合に緊急で内服することで一時的に排卵を遅らせる・受精を防ぐ
避妊効果
(一般的数値)
91〜99% 約99% 58‐95%
(早いほど効果↑)
持続期間 毎日服用 最長5年間 一時的
(避妊失敗時のみ)
費用 4,000円/月 60,000円
(挿入時)
12,000円
(1回)

人工妊娠中絶(初期経口中絶薬・初期中絶手術・中期中絶)

人工妊娠中絶とは、母体保護法に基づき、妊娠22週0日未満において、一定の要件のもとで、手術や薬剤を用いて人工的に妊娠を中断する医療行為です。さまざまな事情により妊娠の継続が難しい場合には、まずはご相談ください。
当院では、母体保護法に則り、安全に十分配慮した医療を提供しています。

初期中絶は、妊娠9週以下であれば経口中絶薬を選択することが可能です。
初期中絶手術は、基本的に吸引法で行っています。中期中絶は、初期中絶とは異なり分娩の形式で行われるため、数日間の入院が必要となり、痛みを伴います。この痛みに対しては、鎮痛剤の点滴や、硬膜外麻酔を併用した中期中絶の無痛分娩を選択することも可能です。

患者さまの心身のご負担が少しでも軽くなるよう、医師・助産師・看護師など医療スタッフが連携し、総合的に支援いたします。

項目 初期中絶
(経口中絶薬)
初期中絶
(吸引手術)
中期中絶
(妊娠12週0日〜21週6日)
対象妊娠週数 妊娠9週0日まで 妊娠11週6日まで 妊娠12週0日〜21週6日
方法 経口内服薬 手術 薬剤を用いた経腟分娩
入院の有無 日帰りまたは1泊2日 日帰りまたは1泊2日 3泊4日以上
費用 17万円 18万円 40万円
(和痛を選択した際は別途追加料金かかります)
痛み 鎮痛剤の内服 鎮痛剤の点滴

希望者には和痛の選択肢があります

  1. 鎮痛剤点滴(1万円)
  2. 硬膜外麻酔による中期中絶の無痛分娩(費用12万円)
    ※東京都の無痛分娩助成の対象
公的補助 分娩一時金対象
法的手続き 死産届が必要