令和5年度 東京都の循環器病対策の新たな取り組みに“心不全サポート事業”があります。
“心不全サポート事業”は、地域における医療・介護関係者の理解促進や相談支援の充実を　図るとともに、病院と地域の連携・情報共有を強化するものです。
当院は、東京都より令和5年度心不全サポート事業（多摩地区）を受託いたしました。

多摩地域の心不全患者さんが安心して療養生活を送れるよう、以下に努めます。
◆地域の医療機関・介護施設との、よりダイレクト・スピーディな連携を目指したツールやシステムの拡充
◆医療・介護従事者向けの、心不全に関する情報共有・理解促進
◆患者さんからの相談・医療機関/介護施設からの相談に対する支援体制の一層の強化

2024年1～2月開催予定
▶病診連携の中のACP
▶在宅・介護施設での心不全再発予防（訪問看護・介護職対象研修会）
その他、心不全症例の薬剤管理、栄養指導、ACP勉強会
心不全患者の病診連携に係る症例検討会など順次開催予定です。

▶心不全に関する 様々な医療機関・施設や地域連携の取り組みを紹介
▶心不全の疾患管理についての情報提供
▶講習会・症例検討会の御案内

訪問看護ステーション・地域包括支援センター・介護施設等のスタッフの方を対象に、心不全症例の看護や介護に関する研修会を定期開催します。
参加頂いた施設は「はーとサポートnet.」施設としてHPでご紹介させて頂きます。(ご了承頂けた場合)

公益財団法人
附属 榊原記念病院
心不全サポート事業担当
循環器内科　細谷 弓子