榊原記念病院
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2-1 心房中隔欠損症(ASD)
2-1 心房中隔欠損症(ASD)
心房中隔欠損症(ASD)とは
症状
治療
外来・予後
心房中隔欠損症(ASD)とは
心房中隔欠損症とは、「心房」と呼ばれる部屋の「真ん中」を「隔てる」壁に「欠損」がある(穴が開いている)病気です。
欠損があることにより血液の交通が生じます。
欠損を通る血液は左心房から右心房へ流れます。心房は膨らみやすいため、血液が増えることで右心房が拡張します。また、右心房は右心室につながっており、右心室も同様に拡張します。
症状
心房中隔欠損症は、乳児期や幼少期にはあまり症状は出ません。一見すると他のお子さんと変わりはありません。学童期に学校心臓検診にて心電図異常を指摘され、診断されることも多い病気です。
しかし、成人期になると心不全や不整脈、肺高血圧の原因となります。
治療
乳児期・幼児期には症状が出にくく、自然閉鎖の可能性もあるため、5,6歳までは外来で観察します。
欠損が大きく、右心房と右心室に負担がある方は、治療が必要となります。
治療の方法は2つあり、手術とカテーテルでの治療があります。
手術は「心房中隔欠損閉鎖術」で、欠損の形や大きさによって欠損を直接に閉鎖する方法とパッチと呼ばれる人工の当て布を用いて閉鎖する方法があります。
一方、カテーテル治療は「経皮的心房中隔デバイス閉鎖術」で、足の付け根の鼠径部からカテーテルを挿入し、人工物であるデバイスを用いて閉鎖する方法です。
欠損が小さく、右心房に負担がない方は治療は必要なく、外来観察となります。
外来・予後
手術を受けた方も手術が必要ない方も予後は良好です。他のお子さんと同じように日常生活を送ることができます。
小学校・中学校・高校へは「学校生活管理指導表」の提出が必要です。
※学校生活管理指導表は、以下の外部サイトでご覧いただけます。
→
公益財団法人日本学校保健会 ウェブサイト