心エコー室

心エコー室

年間約17000 例の経胸壁心エコー図検査、約1400 例の検査室での経食道心エコー図検査、約400 例の術中経食道心エコー図検査を施行しています。

当院では、大動脈弁狭窄に対する経皮的大動脈弁置換術(TAVI) 、心房中隔欠損に対する経皮的心房中隔欠損閉鎖術(ASO)、閉塞性肥大型心筋症に対する経皮的中隔心筋症焼灼術(PTSMA)などのStructural Heart Disease に対するカテーテル治療も行っており、心エコー図検査はますます重要な役割を担うようになっています。

経胸壁心エコー図検査

超音波を用いて心臓の形態や機能評価をする検査です。検査所要時間は30-40分で、低侵襲であり繰り返し検査が可能です。

経食道心エコー図検査

経食道プローブを飲んでいただき、食道から心臓を観察する検査です。経胸壁心エコー図に比べ、より鮮明な画像が得られ、画像を3 次元構築することにより、弁膜症、心房中隔欠損などのより詳細な検討が可能です。僧帽弁閉鎖不全症の標準手術とされている僧帽弁形成術や大動脈弁閉鎖不全症に対する大動脈弁形成術には不可欠な検査です。当院では弁膜症の手術の前には原則的に全例に施行しています。
経食道心エコー図検査は、静脈麻酔を使用して施行し、苦痛の少ない検査を心がけています。外来で検査をされる場合、食事はせずにご来院下さい。また、麻酔薬を使用しますので検査後にご自身でお車を運転することはできません。

負荷心エコー図検査

運動負荷心エコー、ドブタミン負荷心エコー、冠動脈血流ドプラなどの特殊な検査も行っています。

実績

スタッフ

氏名 専門・資格
医長 馬原啓太郎 日本内科学会 総合内科専門医 
日本循環器学会 循環器専門医 
日本超音波学会 超音波専門医 
日本心血管インターベンション学会認定医 
日本周術期経食道心エコー(JB-POT)試験合格 
米国周術期経食道心エコー 専門医 
米国心エコー図専門医
医員 吉敷香菜子 小児科専門医
日本周術期経食道心エコー(JB-POT)試験合格
医員 寺田 日本内科学会 認定内科医
日本循環器学会 循環器専門医
日本超音波医学会 超音波専門医、指導医
日本周術期経食道心エコー(JB-POT)試験合格