年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | 754 | 157 | 161 | 258 | 430 | 704 | 1465 | 2061 | 1325 | 140 |
【定義】
・集計期間に退院した患者さんの年齢階級別(10歳刻み)の患者数を集計しています。
【解説】
・60歳代以上の患者さんが全体の7割近くを占めています。
・0~9歳までの患者さんが若年層の中では最も多く、全体の1割近くになっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
【定義】
・診療科別に患者数の多い診断群分類の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。
【解説】
当院は今年度よりDPC対象病院となったため、集計期間における診断群分類別の患者数等の集計は行えません。
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
STAGE I | STAGE II | STAGE III | STAGE IV | 不明 | ||||
胃癌 |
– |
– | – | – | – | – | – | – |
大腸癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
乳癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
肺癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
肝癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
・初発患者はUICC TNM分類の病期分類により集計しています。
・再発患者(部位によらない)は集計期間内の患者数を集計しています。
【解説】
当院は循環器を専門に治療を行っているため、該当する患者さんはいませんでした。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
重症度 0 | – | 8.40 | 64.20 |
重症度 1 |
15 |
11.93 | 80.27 |
重症度 2 | 10 | 12.80 | 81.70 |
重症度 3 | – | 11.00 | 87.33 |
重症度 4 | – | 16.00 | 83.00 |
重症度 5 | – |
2.00 |
76.00 |
不明 | – | – | – |
【定義】
・集計期間に退院した20歳以上の患者さんを対象に集計しています。
・市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎をさします。
・入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD-10コードがJ13~J18$で始まるものについて、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています。
【解説】
・症例数では重症度1から2の中等度の割合が最も多く、全体の7割以上を占めています。
・全体の平均在院日数は10.36日、平均年齢は78.75歳でした。
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候 | – | ||||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | – | ||||
I63$ | 脳梗塞 | – | – | 14.33 | 78.83 | 66.67 |
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | ||||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | – | ||||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | – | ||||
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | – |
【定義】
・最も医療資源を投入した傷病名に対するICD-10コードが上記に該当するものの患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しました。
【解説】
・患者数は10人未満と少なく、地域医療機関や回復期病院と連携を行っているため転院率が高くなっています。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの)(2吻合以上のもの) | 172 | 5.42 | 14.27 | 6.98 | 68.84 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 113 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 66.31 | |
K5551 | 弁置換術(1弁のもの) | 99 | 4.55 | 15.25 | 8.08 | 70.54 |
【定義】
・Kコードにより患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
・入院中の主要な手術1つのみを集計しているため、手術の実施件数とは一致しません。
・輸血関連、軽微な手術(創傷処理など)は除外しています。
・術前日数、術後日数、転院率は、各手術の患者数の平均となります。
【解説】
心臓血管外科では、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する冠動脈、大動脈バイパス移植術が多く行われています。その中でも人工心肺を使用しないで手術を行うものが1位となりました。また日帰りで行う下肢静脈瘤血管内焼灼術も多く行われています。
小児外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K570-3 | 経皮的肺動脈形成術 | 68 | 6.93 | 4.28 | 0.00 | 6.28 | |
K5761 | 心室中隔欠損閉鎖術(単独のもの) | 55 | 3.09 | 12.42 | 5.45 | 1.82 | |
K5741 | 心房中隔欠損閉鎖術(単独のもの) | 36 | 2.64 | 9.50 | 0.00 | 8.14 |
【解説】
小児外科では経皮的肺動脈形成術というカテーテル治療が1位になりました。その他、患者さんの状況にあわせて様々な手術が行われています。
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 523 | 1.79 | 2.28 | 0.19 | 70.39 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | 171 | 3.68 | 7.87 | 1.75 | 76.06 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) | 151 | 0.02 | 5.28 | 0.66 | 71.10 |
【解説】
循環器内科では、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術という心臓カテーテル治療の症例数
が多くなっています。心臓カテーテル治療は、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。患者さんの状況に合わせて様々なタイミングで手術が行われますが、術前日数が短いのが特徴です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 24 | 11.88 | 8.08 | 0.00 | 33.79 | |
K893 | 吸引娩出術 | 10 | 1.50 | 8.30 | 0.00 | 34.90 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | – | 11.00 | 7.67 | 0.00 | 33.00 |
【解説】
当院は循環器疾患を持った妊婦さんを多く診ていることもあり、帝王切開術が多く行われています。
DPC |
傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | 0.03 |
異なる | – | – | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | – | 0.04 |
異なる | – | – | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 76 | 1.02 |
異なる | – | – |
【定義】
この指標は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示しました。医療資源を最も投入した傷病名と入院のきっかけとなった傷病名が同一かそれ以外かで件数を示しています。
【解説】
手術・処置等の合併症は手術後の感染症が最も多く、約6割を占めています。その他は人工弁機能不全、術後の胸水貯留などがありました。
2016.9 病院指標を掲載しました。