キャリアパス
高度専門職群の役割と資格取得支援
- 日本看護協会認定の認定看護師と専門看護師、日本NP教育大学院協議会認定の診療看護師、及びそれに準ずる資格取得者を高度専門職群としています。
- それぞれの資格に伴う機能、特定分野に関する専門的知識・技術等を発揮し、実践者としてあるいはリソースとして機能します。
- 実践、相談(コンサルテーション)、調整、指導(教育)、研究等を行い、看護の質向上に努めています。
- 働きながら学び続けるための経済的支援制度を設け、進学及び資格取得を支援しています。
高度専門職群の有資格者数(2025年度実績)
| 資格 | 人数 | 分野別人数 |
|---|---|---|
| 認定看護師 | 13名 | 新生児集中ケア 2名 小児救急看護 1名 慢性心不全看護 1名 集中ケア 3名 クリティカルケア 1名 手術室看護 2名 感染管理 1名 皮膚・排泄ケア 1名 糖尿病看護 1名 |
| 専門看護師 | 2名 | 小児看護 1名 精神看護 1名(非常勤) |
| 診療看護師 | 2名 | (内科系、外科系にそれぞれ1名) |
| そのほか学会認定など |
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| 研修支援制度 |
などの進学の支援をしています。 |
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管理・監督職群
管理・監督職群は、組織運営の要であり、部署運営、看護サービスの質保証、看護職員の能力開発、働きやすく働きがいのある職場づくり などのマネジメント機能を果たしています。
副師長以上を管理・監督職群と位置づけています。それぞれのポジションの成果責任を明確にし、役割機能を発揮できるようにするための能力開発を支援します。
当院独自の専門プログラム
SRN(Sakakibara Registered Nurse)
循環器看護のプロフェッショナルの育成をめざし、1990年からSRN認定制度を構築してきました。2017年度から新キャリア・ラダー制度において見直しを行い、SRN看護実践能力を9カテゴリ42項目に整理し、SRNの看護実践能力の可視化を目指しています。
当院の強みである循環器看護の専門性を高め、研修プログラムを整備し、他施設からの研修・出向受け入れを行う体制を整えています。
循環器看護のプロフェッショナルを育成するためのキャリアパス
キャリアパスの定義
目的意識をもって取り組みながら、自己のキャリアプランを考慮した部署異動あるいは部署研修によって、知識やスキルを習得できるキャリアの梯子を意味します。
循環器看護のコアとなる10つの能力
循環器看護を実践する上で核となる10つの能力を定義しています。
異常の早期発見と重症度の判断
緊急時の迅速な判断と適切な対応
疾患別看護
薬物治療の理解と適切な看護
安全・安楽な周術期看護
検査・治療の看護
循環と呼吸を整える看護
危機的な状況にある患者の看護
回復・健康増進への看護
緩和ケア
循環器看護の4領域とキャリアパス
成人・老年看護領域、小児看護領域、産科看護領域、手術看護領域の4領域に分類し、それぞれの領域を中心として、循環器看護のコアとなる能力を習得するためのキャリア・パスを設定します。キャリア・パスの進め方は個別のキャリア・プランによって幾通りにもあります。
4つの循環器看護領域で習得する看護実践能力
成人・老年看護領域、小児看護領域、産科看護領域、手術看護領域のそれぞれの領域で習得する看護実践能力を明示しており、個別のキャリア・パスを通して目標達成を目指します。
スペシャリスト(専門・認定看護師)
- 小児看護専門看護師
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あらゆる健康レベルにある子どもおよびそのご家族に対して、最善の利益が守られるように、子どもおよびご家族の力を引き出しながら、胎児期より、成長・発達を見据えた看護を提供いたします。
- 精神看護専門看護師
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精神看護の知識・技術を用いて、精神的に不安定な患者さんのセルフケアの改善・意思決定を支えるための直接ケアやコンサルテーションを行っています。また、ケアの質を維持するために看護師へのメンタルヘルス支援も併行しています。
- 診療看護師(JNP)
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診療看護師は、患者さんのQOL向上に必要とされる医療的・看護的介入を多職種と協働し行っています。患者さんのわずかな変化に気づき、タイムリーなアセスメントと医療の提供を心がけています。
- 集中ケア認定看護師/クリティカルケア認定看護師
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救急搬送や心臓手術後など、生命の危機状態にある患者さんへの看護実践と、スタッフの指導を行います。
また、一次予防から重症化の回避まで幅広く看護ケアの質向上に取り組んでいます。 - 感染管理認定看護師
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感染症発生時の対策指導、職員教育、サーベランスなどを行います。全ての医療従事者が感染予防対策の必要性を認識し遵守することが、院内感染防止に最も有効であり、医療の質向上に繋がるため、院内ラウンド、結果報告、啓発活動を行います。
- 新生児集中ケア認定看護師
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先天性心疾患をもって生まれてくる赤ちゃんとそ看護師募集要項はこちらのご家族を支援し、ご家族と共に赤ちゃんへの最善のケアを考え実践します。また、赤ちゃんの成長発達を促す看護を提供し、母乳育児に関する支援を行います。
- 小児救急看護認定看護師
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重症心疾患患児は段階的な手術を行い、最終手術を終えても何らかの在宅医療が必要な場合があります。在宅に向けた母親への教育や、社会的な資源を有効活用し、子どもの健やかな成長発達のためご家族も含め支援します。
- 手術看護認定看護師
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日本でも有数の高度な心臓手術・心臓麻酔を患者さんに安心して安全に受けていただくため、手術看護が経験則ではなく、確かな知識と技術に基づくものとなるように指導し、勉強会なども行います。
- 慢性心不全看護認定看護師
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慢性心不全患者さんの再入院防止に向け、患者さん、ご家族から情報収集し、患者さんらしい質の高い生活が維持できるよう医師、理学療法士、MSWなど多職種と協働でカンファレンスを行い、支援しています。
- 糖尿病看護認定看護師
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糖尿病をもつ患者さんの病状や生活背景を踏まえ、療養生活と疾患管理を統合的に支援します。また、周術期における血糖変動や低血糖に配慮した安全な管理を考え、多職種と協働しながら患者さんに寄り添った看護ケアを実践しています。
- 心臓リハビリテーション指導士
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心疾患をもつ患者さん一人ひとりの病状や生活背景に寄り添いながら、運動療法や生活指導、セルフケア支援を行います。多職種と連携し、再発予防と安心して日常生活を送れるようサポートを行います。
- 心不全療養指導士
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心不全患者さんの病状理解を支え、服薬・食事・運動・セルフモニタリングなどの療養生活を総合的に支援します。再増悪の予防と安心した在宅生活の継続を目指します。
- CDR(Cardiac Device Representative)植込み型心臓デバイス関連情報担当者
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医師や他の医療従事者と連携・協同し、不整脈デバイス患者個々の診療上、療養生活上のニーズを包括的に的確に評価し支援を行います。退院後からは遠隔モニタリングを活用し、患者と患者家族のQOLを担保できるよう活動しています。
- 植込み型心臓不整脈デバイス認定士
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当院では、この資格を有した看護師が中心となり多職種と連携して患者への生活指導を行い、安心して治療を受けられ、生活ができるように支援を行っています。また、院内の医療スタッフに対しては院内の看護検討会活動を通じてデバイスの種類や仕組み、術後の管理方法についての教育も担っています。
多様な学びを支える支援体制
実地指導者研修・支援体制
- 教育的関わり方としてコーチングを学び、フォローアップ研修等を通して相互支援を受けられます。
- 実地指導者として機能することを通して成長できます。
エデュケーター(educator)の活用
臨床看護場面にいながら、エデュケーターとして、臨床判断・看護ケア技術を教えるしくみづくり。
研修・研究支援制度
当院に在籍した状態で、専門看護師資格の取得のために 大学院に進学したり、認定看護師過程を受講することが可能です。
働きながら大学院に進学することもできる、研修・研究 支援制度があります。
出向研修制度
循環器領域以外のキャリア形成のために、1年単位で他施設に 出向することができます。 また、4ヶ月間(週1回)の訪問看護ステーションへの出向研修も実施しています。
キャリアアップにつながる
“新たな気づき”が得られる
榊原記念病院で、
あなたも
プロフェッショナルへ。