2021.09.04

  • お知らせ

<プレスリリース>遠隔心リハシステムの早期普及を目指した当院医師の研究が AMEDの「医療機器開発推進研究事業」に採択されました

このたび、公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院(以下「当院」)の心臓リハビリテーション室室長 中山 敦子 が提案した研究開発課題が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)が公募した令和3年度「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業」の「健康・医療情報活用技術開発課題 術後ケア分野」において採択されましたのでお知らせします。

  • 課題名:
    「ウェアラブルデバイスを用いた心臓リハビリテーション遠隔管理システムの開発と無作為化非盲検比較試験(Development and a Randomized Open-Label Controlled Trial of Remote Cardiac Rehabilitation with Wearable Medical Devices)」
  • 研究責任者: 中山 敦子(当院 心臓リハビリテーション室 室長)
  • 期間: 2021年9月~2024年8月

目的

遠隔心臓リハビリテーション(遠隔心リハ)を早期に普及させるために、社会実装可能な遠隔心リハシステムを構築し、安全性と効果を確認します。
心臓手術後の患者、心疾患や動脈硬化の患者には、通院が難しく、適切な心リハを受けられない方がいます。また、離島や地方の病院に心リハの専門家を配置することが難しいという状況もあります。コロナが流行する中で、この状況はさらに悪化していると考えられます。オンラインによる遠隔心リハが普及すれば、心身機能の改善や、介護度の悪化予防につながると期待されます。

概要・研究の要点

当院で心臓手術/心臓カテーテル治療を受けた患者を対象に、ランダム化並行群間比較試験を行い、<遠隔心リハ群>と<外来心リハ群>に振り分けます。<非心リハ群>はカルテ情報をもとに<遠隔心リハ群>と患者背景が一致した群を抽出します。本研究は、各群それぞれ200 名ずつ計 600 名に対して行われ、3 群間で以下の項目を比較します。

  • 主要評価項目:総死亡、心血管イベント
  • 副次評価項目:心機能、BNP、運動耐容能、筋肉量、 QOL スコア、費用対効果、交感神経活
  • 研究期間:3 年間
  • ヘルスアプリ開発:株式会社 CaTe (代表 寺嶋 一裕)

目標・期待する成果

高度で簡便な遠隔心リハの社会実装を行い、安全性と効果を確認します。また、対象者を拡大し、新たなヘルスケア事業のビジネスモデルを創出します。

AMED の公募ページ

URL https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202C_00003.html

本発表のお問い合わせ先

公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院 経営企画部 

〒183-0003 東京都府中市朝日町3-16-1 
電話 042-314-3111(代表) 
E-mail  kikaku[AT]shi.heart.or.jp(送信の際、左記の[AT]を@に入れかえてください)