2020.04.15

  • お知らせ

当院職員の新型コロナウイルス感染疑いの発生について

当院の職員1名に関し、新型コロナウイルスの感染を疑う事例が発生いたしましたので、お知らせします。

当該職員は当院に勤務する常勤医師です。
4月12日(日)に軽度の咳嗽を自覚。13日(月)は診療を行った後に微熱と咳嗽がみられたためCT検査を行った結果、肺炎像が見つかりました。症状は軽微で自宅待機中です。14日(火)にPCR検査を実施していますが、本日現在、同検査の結果は判明していません。感染を疑う経緯も現在明らかではありません。
濃厚接触した患者様は1名で、現状では感染症状はなく、陰圧室に収容して、PCR検査の結果待ちです。濃厚接触者と判断される職員(医師、医療職員計7名)は、14日(火)から2週間の自宅待機を行っています。本日現在、これ以外に感染を疑う患者様・職員はおりません
なお、13日(月)に、保健所の指示に従い院内高頻度接触面の消毒を実施しました。

今後、当該職員および患者様のPCR検査が判明次第、直ちにお知らせいたします。

現時点では、感染が確定しておらず疑いの状況ではありますが、所轄保健所に経緯を報告し、指導を仰ぎながら日常診療の継続に努めております。本件に伴い診療体制に変更が生じる場合、直ちにお知らせいたします。

当院では3月中より、登院する全職員、患者様、面会者、業者の健康チェックをおこなってまいりました。また外来・病棟の消毒の強化、マスク着用、職員同士の接触の低減に努めてきたところです。この事態の発覚にあたり、健康チェック、消毒、職員同士の接触の低減、適切な防護品の使用、等、感染予防措置をより厳格化して院内感染の防止に努めてまいります。

患者様、地域の皆様、お取引先様および全職員の健康と安全を何よりも最優先に考慮し、適切に対応してまいります。今般の切迫する医療危機にあたり、当院の社会的使命である、地域医療、救急医療、先進的循環器診療等の機能を維持することで、さらに地域に貢献していく所存です。

皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

◎本件に関する連絡先
・患者様及び一般の方:榊原記念病院 患者様対応係 電話042-314-3111(代表)
・報道関係の方:榊原記念病院 経営企画室 広報担当 電話042-314-3111(代表)
※本件に関するご連絡は、平日の9時から16時にお願いいたします。

令和2年4月15日
日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院
院長 磯部 光章